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転職で必要なスキル~業界別に解説 | 転職エージェントトーク

WEB業界への転職に活かせる資格

インターネットにおけるコンテンツ制作の分野に転職するには、重要なスキルが二つあります。

まず第一は自己管理能力です。
そして第二はWEBコンテンツ制作に関わるスキルです。

順に見ていきましょう。

インターネットが広まりだした時

Windows95がリリースされて、インターネットが急速に広まり出した当時、Webサイト制作者に必要とされたスキルは、単にホームページを作ること、でした。

企業はまだインターネットの本質に気づいておらず、時代に乗り遅れないためには自社のホームページが必要であろう、という認識しかなかったのです
その結果現在の相場の10倍ほどの費用がかかっても、単に自社公式ページがあれば満足できたのです。

しかし現代では大きく様相が異なります。

現代でのホームページ

ホームページは経営戦略であり、マーケティング戦略でなければなりません。
その意義を理解している企業であれば、ホームページの制作を外部に依頼する際にも、事細かな要望事項が網羅されるのは当然なのです。

畑違いの分野からの転職者であればその点が厳しいと思われるかも知れませんが、顧客の要望事項を聞き、決められた予算で、決められた納期に間に合うように仕事をするのは、実は畑違いなどというものではなく、仕事をする上では普遍的なやり方なのです。
そして転職者本人がホームページを制作するのかあるいは第三者に委託するのか、いずれにしても自分だけの努力では実現しない仕事を、複数の人びととチームを組み、円満な人間性とリーダーシップの兼ね合いができることを求められるのです。

これらを総合して、自己管理能力と読んで差し支えないと考えられます。

WEBコンテンツ制作のための知識や技術

もう一つのスキルで重要なのは、やはりWEBコンテンツ制作のための知識や技術です。

異なる分野からの転職であれば、まず自分の能力を棚卸しした上で総合的なスキルを学んで身につけていく必要があります。
そしてその達成度を客観的に示すには、資格取得がなんといっても武器になるでしょう。

この分野で有望視される資格は、Webリテラシー・Webプロデューサー・IMA(Internet Marketing Analyst)検定になります。
習得事項は、単にホームページが出来るという技術上のスキルではなく、WEBコンテンツをチームで制作するための管理に強いこと、適切なマーケティングの概念をホームページに組み込んで、クライアントの要望に応えることです。

もちろん初歩的な、HTMLやCSSの最新の知識、IllustratorやPhotoshop、Flashなどの技能も必要になります。

ようは、独力でホームページを制作する技術があるのを最低限とし、複数のメンバーとのプロジェクトをこなすことができる、ホームページをクライアントの要望通りも受かるための仕組みとして機能させることができる、というスキルなのです。

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