中途採用で重要なのは即戦力？職種別～書類や面接でどうアピールするか

中途採用で新しい職場で働けるようになるためには即戦力であることが必要なのでしょうか。

現実的にはその通りである業界が多いものの、例外的なものが２つあります。
その職種別で何が必要とされているかを理解して、うまく書類や面接でアピールできると望んでいる職場で働けるようになるでしょう。

即戦力が求められる大半の職種

大半の職種では、まずは中途採用で即戦力が求められているのは認識しなければなりません。
社内教育をして育て上げていくのであれば新卒の方が若くて理解力もあり、体力や気力にも満ち溢れていることから好まれてしまうのが事実なのです。

そのため、現場に来てもらうからには現在現場で働いている人と同じかそれ以上の実力、あるいは異なる能力を発揮して活躍してくれる人材が求められているのが実情です。
この場合にはこれまでの職歴や実績をアピールすることが必要であり、その有無で採用の可否が決定すると言っても過言ではありません。

しかし、これが全ての職種で共通しているわけではありません。現実的には他の業界からの転職者でも切に求めている業界があります。

新興の業界では異なる状況

新興の業界では中途採用の状況も異なります。新興であるとそもそも人材が少ない状況があり、若手に限らず中年以上であっても労働力が欲しいという状況が生まれているのです。

その場合には年齢にかかわらず意欲を持って新しいことを学び、活躍していきたいという気持ちが重要視されます。

新興の業界であると、予め知識を付けておいても付け焼き刃となる場合が多いものの、少しでも業界について勉強していて理解があることを示せるとアピールになるでしょう。
特に将来展望についての具体的なビジョンがあると、高い評価を受けて採用される可能性が高まります。

有資格者の人材不足の解消が必要な職種

もう一つの特徴的な職種として、資格がなければ働けないものがあります。有資格者の人材だけで構成されていて、かつ不足している業界ともなると資格を持っていれば未経験でも採用されるのです。
典型的なのは医療や介護の業界であり、医師や看護師、介護福祉士などは特に重宝されています。

こういった場合には現場で働くことへの高い気概を示すことが大切であり、資格を取った敬意をお金のためや仕事のためではなく、その結果として得られるものに重きを置くことが大切です。
それが基本的な考え方を持っている人材としての評価につながって採用につながります。