通訳、翻訳の転職で気をつけたいこと
- 2016.05.25 @ 757view
- 転職で必要なスキル~業界別に解説 | 転職エージェントトーク
通訳者と翻訳者、どちらも外国語を訳す仕事ですが、その内容はまったく別物です。
自分にあっているのがどちらなのか知った上で転職活動を行なわなければ失敗します。
通訳者は口頭での話し言葉を扱うことがメインです
ビジネス通訳や会議通訳・放送通訳、日本の案内をする通訳ガイドやさまざまな場所で外国人の日常生活をサポートするコミュニティ通訳などが活躍の場となります。
その仕事場ごとに専門用語が多く飛び交ったり、老若男女問わず相手にしなければならなかったりと大変な仕事です。話し言葉の中で行われるためスピード感も求められます。
そのため、ビジネス経験がある人がなることが多く、転職者にとっても有利です。
人とのコミュニケーション能力の高さや社会人経験を通じて多くの知識を得ていること、あらゆる分野の知識を取り入れようとする知識欲の高さなどをアピールするとよいでしょう。
翻訳者は逆に文章を中心にした訳すお仕事です
企業で使う資料やマニュアルを翻訳したり、海外の小説やドラマ・映画などを訳したりします。
こちらも各業界の専門知識が必要ですし、社会人としての経験も役立つため転職先として選ばれることも多いです。
決まった企業に就職して業務をこなすのもよいですし、前の職場でとにかく時間に余裕がないことが理由で転職を決意したというのであれば、フリーランスとして活動するのもよいでしょう。
自分のペースで仕事することができるのも人気の一つです。
人とのコミュニケーションは苦手という人でも、じっくり取り組むことができ、書面メインの仕事なので問題なく語学力を生かすことができるでしょう。
どちらの仕事も定年や年齢制限というのはありません
長く続けられる仕事がしたいという方や、今までの経験で培ってきた語学力を活かせる仕事がしたいと考える人におすすめの仕事なのです。
通訳者・翻訳者ともに特に必須の資格というのはありません。
なろうと思えば誰でもなれます。
しかしながら、ただ日本で暮らしていても日本の会社のビジネス用語や医学用語など知ることもないように、外国で暮らした経験があるからというだけではなれないお仕事です。
非常に高度な語学力が必要とされるので、外国語系の大学できちんと学んでおいたり、留学してその国の文化や習慣まで学んでいる人の方が有利です。
通訳者になるための養成スクールもあるので、この分野に転職を希望するのであれば、一度勉強しておいた方がよいでしょう。
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