流通・小売り業界への転職を希望するなら知っておきたい業界事情
- 2016.12.13 @ 883view
- 転職で必要なスキル~業界別に解説 | 転職エージェントトーク
流通・小売り業界への転職をしたいと考えたら、その業界の状況についてよく理解しておく必要があります。
業界全体としての動向がどのような状況にあるかを考えて、将来性を検討してから決断をしましょう。
現状としての実務状況も知っておくと、やりたい仕事が見つけられるかどうかがわかります。
流通・小売り業界の業績の上付き
身近にあるコンビニやスーパー、ドラッグストアといったレベルから、その卸売に至るまで、商品をメーカーから消費者まで届ける役割を果すのが流通・小売り業界の特徴です。
言わば仲介業者となるため、商品開発の活発さや、消費者の消費傾向に大きな影響を受けやすいため、業績は両者の動向で上下しやすい傾向があります。
現状としては、業績を全体として見ると上付きになっていますが、今後は低下するリスクがあるという理解は欠かせません。
震災による備蓄品の購入や、消費税の増税に合わせたセールスによってうまく売上を伸ばしている企業が多かったのが事実だからです。
そういった契機に効果的なセールスを行えなければ業績を保てないのが現状となっています。
新しい動向への対応を考えて自分作り
転職を考える上では、ただ漫然と働いていたら業界全体が傾いていくリスクを考慮しなければなりません。
国内経済が回復傾向にあるものの、流通・小売り業界では業績を下げる要素となってしまう動きもできてきているからです。
インターネット通販を介してメーカーによる直販が行われるようになり、その方が安価に入手できるという点に注目する消費者が多くなってきています。
高価な商品への着目が多かったものの、日常的に使用する身の回り品についても同様の傾向が強まってきました。
そのため、転職をした際には、流通・小売り業界が発展していくための新しい動向への対応に貢献できるようにしていくことが大切です。
Webマーケティングの担い手となったり、新しいマーケティングの提案をできるようになったりするための自分作りをしておくと転職に有利になるだけでなく、転職後も安定して仕事に携わっていくことができるでしょう。
知っておきたい実務の広さ
流通・小売り業界の実務を考えると、仕事は多岐に渡ります。
メーカーから商品を購入して流通経路にのせて販売を担うという一連の流れのどれを担うかによって、仕事内容にも大差が生じるのが実情です。
何を目指して流通・小売り業界に転職するのかと考えて、その仕事が担えるように求人を選び出すことが欠かせません。
その実現のためにエージェントを利用して職場を選ぶと、仕事を始めてから後悔することがないでしょう。
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