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公務員に転職するには?一般企業からの転職に成功する秘策とは?

公務員の採用試験は、一般採用と社会人採用に分かれます。一般採用の場合は年齢制限があり、多くの期間は32歳を上限としています。
他方、社会人採用の場合はその時々に各機関が求める人材を反映した内容となっており、職種や前歴、技能等が細かく設定されます。

ここでは一般採用について公務員への転職成功の秘訣を解説します。

公務員試験、採用までのフロー

採用までのフローは、国や地方、各職種によって異なりますが、一般的には選択式または論文式の筆記試験、グループワーク、論文試験、面接試験を経て採用されます。

筆記試験が1次試験となっているおり、筆記試験に合格しないとその後のグループワークや論文試験、面接試験に進めません。したがって、一般企業から転職する場合でも、学生と同じ筆記試験を通過する必要があります。
筆記試験の内容は国、都道府県、市など機関によってレベルは異なり、難易度はおおむね国家1種、政令指定都市、都道府県、国家2種、市の順になります。

それぞれの方の学力、確保できる勉強時間、学歴を考慮したうえで、自分が受かる可能性が高い機関を選択するのが一般企業からの転職に成功する第1のポイントとなります。
出身大学が旧帝国大学レベルかつ前職が有名企業であれば、地元都道府県、政令指定都市では面接等の評価にプラスに働くので、機関の選択においてぎりぎりと感じられるラインでも受けてみてもよいでしょう。

筆記試験とグループワーク突破のコツ

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筆記試験突破のコツですが、選択式の問題は大学入試のセンター試験レベル、論文が必要な場合であっても大学3年生の論文試験レベルなので、特に特別な対策は必要ありませんが、時事問題も多く出題されるため、効率よく学習されたい方は通信制の予備校で最新の時事・出題傾向を反映したテキストで勉強することをおすすめします。

筆記試験を突破した後のグループワークは、事前に議題が公開されている場合には可能な限りその議題について事前に調査しておき、自分自身の考えをまとめておきましょう。関係する情報は暗記しておくくらいの準備は必要です。
実際のグループワークでは、相手の話をよく聞くジェスチャー等を交えつつ、論理的に自分の考えを主張することで良い評価が得られます。

論文試験と面接試験のポイント

続いて論文試験ですが、多くの場合事前に課題は公開されていません。したがって、予備校での予想問題集を利用して事前に回答案をペーパーに起こして覚えておきましょう。
加えて、問題集に記載されていない試験から過去1年間のニュース等で話題になったことについても同じく準備しておくとベターです。

最終試験となる面接試験ですが、公務員の採用試験といえど民間企業の面接試験と異なるところはありません。
ポイントとしては、前職について尋ねられることが多いため、前職の業務内容、及び前職で身に着けたスキル、強みを簡潔に説明できるように準備しておきましょう。

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