会計事務所への転職、職種と必要資格とは
- 2016.04.23 @ 856view
- 転職で必要なスキル~業界別に解説 | 転職エージェントトーク
仕事をかえるということは経済の低迷している今の時代かなりの決心がないとできなくなっています。
汗水たらして屋外の現場で働く人もいれば工場で生産に追われ残業もいとまないで働く人、ノルマに追われる営業職の人など様々です。
会計事務所への転職
事務系の職種で昔流に言えばホワイトカラーと言われている会計事務所への転職ですが、いろいろなパターンがあります。
事務所から事務所に転職するのか、普通の会社で経理などをしていた人が会計事務所に転職するのか人それぞれです。
一昔前は会計事務所が至る所にありました。
しかし、現在ではパーソナルコンピューターの普及により簡単に使いこなせるソフトウェアもでき、企業自体が自ら決算をしてしまったりするので、昔ほど事務所の需要はなくなりました。
ですが、専門職として安定しているので事務系の仕事を志す人には人気はあります。
事務所から他の事務所へ
転職の件ですが、まず、事務所から他の事務所に移る場合を考えてみましょう。
事務所の職員は法人の決算をしたり税務相談を受けたり、多種多様で個人の確定申告も業務の一つとなります。
職種と必要資格としては、税理士の資格を持っていればベストですが、税理士試験は難しく、受ける科目も5科目あり簿記、財務諸表、所得税、法人税、あと一つは選択で相続税などと多岐にわたり試験範囲のボリュームがあります。
相当、勉強しないと税理士の資格は取得できません。
又、税理士試験に合格して税理士資格を取得すれば自分で開業できるので独立してしまう人もいます。
職種としては事務系ですが、客である企業へ出向いて営業マンのように経営を数字からアシストしていかなければなりません。
税理士の資格を持っていなくても会計事務所に前に勤めていた経験があり、中には自分の顧客を持っているような人もいて、顧客ごと転職する人もいます。
そういう方は他の事務所に転職しても経理事務の仕事が有利にすすめられます。
顧客をすでにもっている人は、事務所が変わっても、顧客の税務をそのまま、転職した事務所でするので移った事務所では売上げが上がるということになります。
会計事務所に勤めた経験のない人
次に会計事務所に勤めた経験のない人は、会計事務所に転職する場合は、最低でも日商簿記検定の2級は持っていないときついです。
日商簿記の2級は商業簿記、工業簿記を勉強するので、業務で使用できる基本はマスターしていると思います。
たとえ、前の会社で経理をやっていて、現金出納帳や買掛金・売掛金元帳、固定資産台長など見慣れていたとしても事務所の仕事は、また別物なので戸惑うこともあるでしょうし、基本がわかっていれば応用も早くなります。
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