翻訳者になりたい~企業の翻訳者に転職するorフリーで働くか
- 2016.11.05 @ 866view
- 転職で必要なスキル~業界別に解説 | 転職エージェントトーク
翻訳者になるための方法は多々ありますが、翻訳者として働く方法は企業に勤めるかフリーになるかのどちらかしかありません。
どちらの方法でもメリットとでメリットがあり、自分に合った働き方をすることが大切です。
企業の翻訳者に転職した場合
国際的な業務を取り扱う企業では、外国語の文書をやりとりする機会が多いため社内に翻訳専門の社員がいます。
その業務に従事するのは新卒で入社する人もいますが、転職組も少なくありません。転職組はフリーで活動していたりコンテストで入賞しているといった実績があるため、即戦力として採用されます。
企業に勤めた場合、フリーとは異なり仕事がなくて困るという状況にはなりません。むしろ仕事に対して人員が少ないため忙しい日々が続くことになります。
しかし、働いた分だけ給料が出て安定した生活が送れるという魅力があります。
一方で、企業に勤めた場合は外国語で書かれた書籍を訳す出版業務、ドラマや映画をはじめとする海外の作品を訳す映像業務などのエンターテイメント性が強く仕事の成果が目に見える仕事は出来なくなります。
そういった仕事はフリーの翻訳者に依頼されることが多いため、企業に勤めていると訳す機会が無くなるのです。
フリーで働いた場合
一般的にイメージされる翻訳者はフリーで働いています。出版や映像の仕事をはじめとする花形の作業を行うことができ、多くの人が目指している姿でもあるのです。
在宅で作業をすることが可能なので、子どもを持つ主婦や事情により会社勤めが向いていない人も十分に実力を発揮できます。作業環境を整え快適に作業を進めて仕事量を増やし、印税を含めた莫大な収入を得られる可能性もあるほどです。
しかし、仕事は自分で取ってくる必要があり、実力があっても好みに合った仕事が出来るとは限りません。
生活のためにやりたくない仕事を引き受けざるを得ない、という苦労をすることも珍しいことではないのです。
自分に合った働き方をするべき
翻訳者は、会社に勤めた場合でもフリーの場合であっても、外国語の文章を日本語に訳すか日本語の文章を外国語に訳すということ自体は変わりません。
異なるのは、訳す内容と仕事をする環境、そして収入です。
翻訳をするうえでどういった部分を重視するかによって働き方が異なり、それは個人によって様々です。
特に、フリーで仕事をしている人が企業に転職することは大きな変化が伴います。自分に合った働き方を見定めることが重要なのです。
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