未経験からコンサルティングファーム、コンサルタントへの転職は可能？

終身雇用制や旧態依然とした年功序列の考え方は近年薄らいできており、ゆくゆくは独立したい、また独立はせずともビジネススキルを短期間で成長させてキャリアアップを図りたい、というビジネスマンは増加しています。

そのようなビジネスマンにとって、コンサルティング会社へ転職することが希望を実現する近道のひとつです。

コンサルティング業界とは

いわゆるアイデアマンとしての役割です。
メジャーどころでいえば総合型も多くなりましたが、業界毎に強みを持つコンサルティング会社や、バリューチェーンにおける川上・川中・川下各工程に強みを持つコンサルティング会社等、様々です。

自分の描く将来に近しい業界や工程に強みを持つコンサルティング会社への転職を考えることが大切です。

未経験からコンサルタントになれるのか

結論、可能です。ただし、転職する年齢により求められるものは異なります。

20代中頃までであれば、ある程度のポテンシャルを披露してそれを認められればOKです。ポテンシャルというのは、いわゆる学校の試験ができるか否かではなく、地頭にかかる能力です。
コンサルタントとして求められる思考力やプロセス組立力、課題解決力は入社後徹底的に鍛えられますが、まずはその鍛えるに値する可能性を持っているのかが大切です。

一方、20代後半以降となると、ある程度の社会人経験を持っていることから、主に以下に挙げる３つのことが必要とされます。

・どのようなバックボーン(職業経験)を持っているのか
・そこで得たスキルはなにか
・それをどのように発揮することができるのか

要するに相手からすれば「一体どのような活躍をしてくれるのか(どれだけの利益を会社にもたらすことができるのか)」を基準に考えます。

そのため、どれだけ地頭が良かったとしても、それまでの経験やスキルと会社の求めている基準がマッチしなければ、面接を通過することは難しいです。

転職エージェントを利用するメリット

馴染みのない方にとって、どこからどのように調べてどのコンサルティング会社が自分にマッチしそうかを探しだすのは困難です。
転職エージェントにも業界によって強み弱みが分かれますが、コンサルティング業界への転職に特化したエージェントは多いです。

往々にして以前にコンサルティング業界に在籍していた、という肩書きを持つエージェントがほとんどであるため、彼らのノウハウを利用することがなによりのメリットです。