貿易業務・貿易事務への転職。必要な語学力と実務経験について
- 2017.02.10 @ 1042view
- 転職で必要なスキル~業界別に解説 | 転職エージェントトーク
貿易関連の仕事をしたいと考えている方の中には、商社で働くと漠然と考えている方がいるかもしれません。しかし、他にも貿易に携わる職種があるのです。
貿易に携わる職種は大きく2つに分けることができます。貿易会社、一般的には商社と呼ばれている所であり、もうひとつは通関業者、俗におつなかと呼ばれている所です。
貿易に関する仕事とは?
商社は言ってみれば輸出入代理店であり、輸出入卸売り業者です。メーカーから輸出の依頼を受けたらその商品の価格調整をして輸入業者に販売します。
輸入の場合はその逆です。言ってみれば、輸出業者と輸入業者の間に入って橋渡し的な役割を果たしています。
商社は輸出入に伴う税関申告手続きや運送業務(国内運送、航空便、海運)までまかなうことができません。
そこでおつなかの登場となります。
商社の業務について
商社は(会社によっては)国内の卸売りも担いますから、海外と取引のコンタクトをするのは会社の中の貿易部門です。更に、貿易部門の中でも、一部のいわゆる最先端が海外との直接的なコンタクトを行います。
それら一部の人にとっては、英語は元より、相手国の高度な、あるいは専門的なビジネス言語が必要なのは言うまでもありません。転職の際にも、値付けや取引に伴う交渉術の豊富な実務経験に加えて、ビジネスに伴う語学力が優遇されます。
その他、それら最先端以外に属する人にとっても最低限、一定の英語力は必要となります。
というのは、輸出の際、商品の出荷状や明細書、代金請求書となるインボイス(送り状)がすべて英語での記載となるためです。
ですから最先端以外の人には、海外相手先と交渉する卓越した英語等の会話力が必要とされないまでも、インボイスを作成する相応の英語力は必要となるわけです。
因みにインボイスに記載される内容は、インボイス発行者や輸入者・送り先は勿論、商品に関するプロフィール(金額、数量、梱包数、重量など)、原産国などがあります。
おつなかの業務とは?
上記したように、おつなかは商社から依頼を受けて通関業務、国内運送に伴う業務、航空会社の選定といった業務を行います。
おつなかの場合にも、商社から受け取ったインボイスを基に船荷証券、商社に請求する請求書等を作成するため、相応の英語力が必要となります。
転職の際にも、おつなかでの実務経験、相応の英語力が多かれ少なかれ優遇されます。特におつなかの場合、転職において、いわゆるキャリア採用が優遇されるのは通関士です。
通関士は、貿易業務において唯一の国家資格であり、通関業の最先端に立って生還への申告手続きを行います。おつなかの中でも一定のイニシアティブが発揮できます。
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