企画の経験が活かせる転職先とは
- 2016.07.10 @ 1028view
- 経験を生かした転職活動~スキルアップも | 転職エージェントトーク
企業で企画を担当し成果を出している人は、非常に大きな強みを持っています。
この仕事に要求される、繊細かつタフな要素は、強い自己管理能力を身につけることができます。
そしてその経歴を生かして転職する場合、営業や開発、さらには企業の中枢において行われる経営戦略などに参画できる可能性もあるのです。以下具体的に見てみましょう。
企画とはどういう仕事か。
職種で「企画」という仕事があります。
国語としての定義は「 実現すべき物事の内容を考え,その実現に向けての計画を 立てること。立案すること。また,その計画や案」といったところでしょうか。
ビジネスにおいても意味は変わりませんが、新商品やサービスの開発を行うことを企画と呼ぶことが多いです。
まず必要なのは、現状認識です。
常に危機感を持って仕事にあたる人は、「これで良いはずがない」と現状に満足しない意識を高く持っています。そのため現在の問題が顕在していようが潜在していようが、そこに嗅覚を働かせて新しい何かを企業の進む最先端に取りつけるのです。
従来にない製品やサービスを造り出すのですから、アイディアだけではなく技術革新が必要なこともあるでしょう。そしてマーケティングの知識を援用しながら、この新しい製品やサービスが市場に受け入れられ、その結果企業の業績も向上するという確かな見通しが必要なのです。
誰にでも出来る仕事とは言えません。
より重い言葉を選べば、企業の浮沈にかかわる仕事なのですから。
企画に携わっていたと言える経歴は。
この仕事に携わった経歴として重視されるのは、実績です。
どういう問題意識から企画立案して、その結果企業の業績がどうなったのか。そこが問われるのは当然です。
しかし周到に準備していたとしても、様々な事情で当初想定した実績に辿り着かないことも多々あります。見通しが甘かったということもあれば、市場の変化によって不可抗力的に失速してしまうこともあるでしょう。
では実績としてマイナスだった場合は駄目なのかというと必ずしもそうではなく、きちんとした総括ができていれば好意的に評価されることもあるはずです。
強みを武器にして転職に成功するには。
この仕事をするには見通しの確かさと最後までやり切る意思の強さ、そのためには仲間とコミュニケーションを図りながら、常にPDCAに照らして進めていく慎重さが必要です。
責任感が強いなどという曖昧な自己評価ではなく、自己管理能力をきちんと持っていることが必要ですし、仕事をやり遂げることでその能力が更に培われていくのです。転職の際の強みとしては、これほど心強い武器はありません。
この経歴を生かして転職するとしたら、営業や開発業務、あるいは経営戦略など企業の中枢に参画することができるでしょう。
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