転職に最適な時期はあるのか?新規事業や後任募集の多い時期を知る
- 2016.10.15 @ 855view
- 転職活動の進め方と知っておきたい基礎知識 | 転職エージェントトーク
転職活動をするタイミングをどうしようかと悩んだら、適切な時期があることを知っておきましょう。
中途採用の枠が広くなりやすいタイミングを見計らって活動をすると、より多くの候補から職場を探すことができます。
年間を通して二回やってくるシーズンを逃さずに活動を開始しましょう。
中途採用枠が増える新規事業や後任募集
転職活動をするのに適している時期は、中途採用枠が増えやすいタイミングです。中途採用枠は、基本的には十分に能力を身につけていて、現場での戦力になる人材の確保を目指しているのが特徴となっています。
そのため、新規事業を始める際の増員であったり、有能な人材が退職してしまう際の後任の募集であったりする場合が多いでしょう。
新規事業を立ち上げるタイミングとして最も多いのが4月であり、新しい予算に基づいた事業を開始するのにうってつけです。
また、折り返し地点になる10月も新規事業を起こしやすいタイミングとして知られています。
一方、後任が必要になるタイミングとして多いのもこの二つの時期であり、退職が必要になりやすいタイミングです。
そのため、4月と10月に合わせた採用を狙うのが賢明な判断となるでしょう。
年に二度訪れるタイミングを利用する注意点
転職活動をするのに適しているタイミングは年間で二度訪れます。しかし、そのタイミングを利用して転職をしようと考えるときには注意が必要です。
この時期に募集が増える中途採用枠では、基本的には戦力となる人材を求めているため、20代後半から30代程度で実務経験が十分にある人にとって有利なタイミングであるということを理解する必要があります。
十分なスキルがないと判断されると、それだけで採用されない可能性があるのです。
特に業界を変えて未経験で転職したいという場合には、必ずしも有利なタイミングにはならないという理解が欠かせません。
働き始めるタイミングであることに注意
もう一つ注意しておきたいのが、実際に転職活動を開始する時期とのズレです。
あくまで4月や10月から働けるようになるためのタイミングであるため、面接がこの時期にあるとは限りません。一ヶ月から二ヶ月程度前に受ける必要があると考えておきましょう。
実際には、採用が決まってからも退職に時間がかかる場合もあるため、その点も考慮した計画性が必要です。
在職の転職志望者のことも考えて早めの募集をしているケースもあるので、在職中の場合には三ヶ月程度早めに活動を開始するのが退職でトラブルを起こさないために賢明な考え方となるでしょう。
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