ものづくりをしたい人の転職。メーカー転職時の志望動機などアドバイス

ものづくり企業へ転職する時の重要な項目の１つとして、志望動機があります。
企業側で採用する１つの基準ともいえる部分です。

この為、志望動機は履歴書の内容に沿った文言でなければなりません。
ここでは、企業側が採用したいと思う志望動機と内容が足りず、採用に届かない志望動機のポイントを紹介していきます。

志望動機の重要さ

まず、人事の方が困る志望動機としては、根拠のない自信が羅列された志望動機です。
自分の経歴や自己ピーアールと相関の取れていない志望動機は、根拠を感じない為、人事担当の方も入社してからやっていけるのか不安になってしまいます。
このような不信感を抱かせてしまうような志望動機は不採用となってしまう可能性が高いです。

次に志望企業の事を褒める志望動機です。
志望動機は、企業の感想を述べたり書いたりするものではありません。自分が、その企業に入社したらどんな事が出来てどのように貢献できるのかと将来的にどのようにしていきたいのかを伝える事です。

この事から、志望動機で志望企業の事を褒める内容では、あなたの魅力が伝わらない事になってしまいます。特に、様々な職種が協力して製品を作り上げていくものづくり企業では、あなたのできる事と将来性が採用へのキーポイントとなります。

即戦力の有無

また、転職となれば企業は、即戦力としてどの程度、通用するかを判断する必要があります。志望動機は、あなたの将来性及び即戦力を判断する重要な項目なのです。

では、ものづくり企業の転職で採用率が上がる志望動機についてですが、あなたがものづくりの経験がない場合は、今迄の経験をどう活かせるかを伝えましょう。
このときに重要なのは、経歴と職務経歴書と関連性のある内容である事が重要です。

重要視される履歴書

履歴書は、１つの論文でありプレゼンテーション資料であります。
その中で、志望動機だけが素晴らしくても駄目なのです。履歴書１枚を通して、筋の通った書類でなければなりません。

未経験であれば、未経験から生まれるやる気や将来性をアピールしていきましょう。
ものづくりを経験している方なら、今迄の経験をどのように活かせるかを重点的に伝えましょう。

その上で、その企業の事業でどのような部分にどのくらい貢献できるかを伝えるとよいでしょう。経験者の場合は、具体性を重視すると人事の方に伝わりやすいです。

以上のように、履歴書はあなたの事を紙一枚で伝えなければならない重要な書類です。誰が見てもわかりやすい内容であり、あなたの魅力が詰まった履歴書にしましょう。