転職活動の進め方と知っておきたい基礎知識 | 転職エージェントトーク

転職して高収入？収入以外に大事なポイント

転職理由に高収入を期待して年収アップしたいという人もいますが、果たして収入面だけで転職して満足いく結果になるかというと五分五分でしょう。
というのも、収入面だけ希望が叶っても他の条件で前職が良い場合には転職を失敗したと感じる人もいるからです。

転職する際には一つの叶えたい条件だけ見て応募するのではなく、トータルの条件で判断して決めないとまた新たな不満が出てくるので注意が必要です。
また年収アップイコールすぐに転職にしてしまう事は早合点でもあり、現職でスキルアップして年収アップできないかどうかも検討をしてみる事も大切です。

その上で転職すると決めたならば、収入面以外にも見ておきたい大事なポイントを3つ挙げます。

まず初めに「福利厚生」です。

会社によって異なる福利厚生は時には年収と関係する住宅補助や家族手当など、給与面以外にも特別手当として支給されるのであるとないとでは年収面で差が出るでしょう。
いくら給与面で高収入でも何の手当もない場合にはモチベーションにも関係してくるでしょう。

また、高収入だけども年間休日が前職より少なかったり、忙しくて休みも返上して中々取れないといった環境ではプライベートの時間を犠牲にするケースがあるので福利厚生面において詳しく比較検討しておいた方が良いでしょう。

次に「本当にやりたい事なのか」どうかです。

稼がなければいけないので仕事の内容なんて選んでいられないという人も多いですが、少なからず全く興味のない分野に転職してしまうと仕事に対する取り組み方自体も興味が少しでもあるのとないのとでは違います。

また、得意不得意もあるので自分は接客業に向いていないのにも関わらず、接客業を選択するとストレスが溜まりやすくなる他、長続きしないケースもあるでしょう。

収入面で選択したとしてもある程度の業種や内容は選択できるように幅を持たせて探す事で自分のやりたい事や興味の持つ求人に出会う事が出来るでしょう。

最後に「前職の経験を邪魔にさせない」という事です。

一度でもどこかで働いた経歴があると、新しい職場で不満を感じるとどうしても比較してしまうといった経験が邪魔をする事があります。
前職をすべての基準にしてしまうと転職の際にもすべてを上回る職場探しには難を極めるのであくまで前職は前職と偏見を持たずに探すという事が大切です。

比較をする事は良いのですが、あまりにも前職の事を引っ張りすぎるとかって求人の候補を狭めてしまう事になります。