50代で転職に成功する方法。ミドルに強い転職サービスはあるか？

50代で転職を考えるときにまず気になるのが「年齢制限で引っかかるのではないか」ということです。
そして応募してもなかなか返事が来ないことも多く、待っている間、気が落ち込むことにもなりかねません。

では、50代で転職に成功する方法は本当にあるのでしょうか。

50代を取り巻く就活環境

雇用の場合の年齢制限に関しては、平成19年に「雇用対策法」が公布され、募集や採用の際に年齢制限を表記および条件化することは禁止されましたが、実際には、年齢を念頭に置きながら募集し採用を決定する雇用者も存在しています。

その一方で、50代で転職に成功した人の話もよく聞きます。
そういう人たちはどのように転職できたのか、そのいくつかの例をみてみましょう。

今だからできることを考える

50代でリストラにより職を失ったＡさんは、求人広告でライバル会社が経験者を募集している記事を見つけました。
早速応募したところ、すぐに就職が決まりました。それまでに培った経験や技術が、同業の会社に認められたというわけです。

また、管理職の経験がなく広く浅く技術を持ち、大抵のことはなんでもこなすことのできたＢさんは、若い男性だと問題が起きやすい女子高の教師の職を見つけることができました。

ここで大切なのは、50代だからこそできることを自分なりに探し、それに合った仕事を見つけアピールしていくことです。

特化した転職サービス

では実際に仕事を探すにはどうしたらよいでしょうか。
ネット上にはたくさんのリクルートサイトがありますが、50代に特化したサイトを利用するのが一番無難だと言えます。

その一つ、「ＦＲＯＭ４０」は４０代、５０代に特化した職を斡旋しています。
このサイトに掲載された求人案内はすべてシニアを対象としたもので、年齢を理由に不採用となるような求人案内はすべて排除してあります。

・仕事を検索するには、まず働きたい地域と職種を選びます。
・次に、興味のある求人を見つけたら、名前と電話番号をフォームに入力します。

これで求人への応募は完了したことになります。その後応募先の企業からメールまたは電話で連絡があります。
一般的に、求人検索サイトは使い方が複雑で、会員登録をしたり年齢や住所を登録したりしなくてはいけないところが多く面倒ですが、「ＦＲＯＭ４０」ではこうしたプロセスを省き簡単に応募できるようになっています。

以上のように、５０代だからといって転職をあきらめるのではなく、自分の持っているものを認識し、それを活かしてくれるサービスを見つけることが、成功につながる道だと思います。